こんにちは!
台湾在住13年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
台湾グルメといえば小籠包。
雑誌によく載っている有名店ではなく、地元の人で賑わうお店にぜひ行ってみたいという方におすすめなのが、犂園湯包館(リーユエンタンバオグァン)。
リーズナブルなのに本格的な味が楽しめるとして、平日でも満席になることが多い人気店です。
この記事では、犂園湯包館(リーユエンタンバオグァン)の絶品小籠包やその他おすすめメニューをご紹介していきます。
もくじ
犂園湯包館の絶品小籠包はどんな味?
鼎泰豐を超える?!上海小籠湯包
そのお店の味が美味しいかどうかを見極めるのは、やはりプレーンタイプの小籠包を食べてみるのが一番です。
地元の口コミで絶賛されている人気NO.1メニューの「上海小籠湯包」は、薄い皮にとにかく汁の量が凄い!
汁が溢れるというより流れ出すという感じで、豚肉の臭みを感じることなく、後味もすっきりしていてとても美味しい。
あの有名な鼎泰豐(ディンタイフォン)の味を超えるかもと思える味でした!
というのも鼎泰豐(ディンタイフォン)で鶏肉の小籠包を食べるようになってから、どうしても豚肉の小籠包を食べると豚肉のにおいが気になってしまっていたのですが、このお店は全然平気でした。
八角が隠し味で入っていると口コミで見たので(私は全く感じませんでしたが)、そのおかげかもしれません。
ただし、八角の味が苦手な方は注意が必要ですね。
- 上海小籠湯包(8個入り)140元=約515円
オリジナル小籠包!羅勒鮮蚵湯包
牡蠣とバジルをあわせたお店オリジナルの「羅勒鮮蚵湯包」は、地元のグルメ番組でも紹介されるほど人気の小籠包です。
産地直送の牡蠣を使用していて、新鮮なのはよく分かるのですが、次の日にあたってしまったらという思いが払拭できず注文しませんでした。
口コミを見てみると、においの少ない台湾産のバジルを使用しているので、牡蠣との相性がバッチリで、牡蠣からでるうまみが汁に溶け込んで、甘くて美味しいと高評価です。
台湾バジルは、鹹酥雞(シエンスージー)とよばれる台湾風の鶏のからあげに使われていて、台湾の人には馴染みのある味ですが、日本ではそれほど馴染みがある味ではないので、香草系が苦手な方は気をつけましょう。
- 羅勒鮮蚵湯包(8個入り)190元=約700円
蟹みそ入り蟹黄湯包
蟹みそと豚挽き肉が入った汁たっぷりの「蟹黄湯包」は、蟹みそが苦手な人でも全く気にせずに食べられる美味しさです。
蟹みその臭さは一切なく、汁がとにかく美味しい!
- 蟹黄湯包(8個入り)200元=約736円
犂園湯包館の小籠包は、うまみが凝縮された汁がたっぷり味わえるのが魅力です!
犂園湯包館のおすすめメニュー
このお店に行ったら必ず頼みたいメニューと実際に食べてみて美味しかったおすすめメニューをご紹介します。
南瓜芝麻包(胡麻かぼちゃ饅頭)
このお店の名物ともいえるかぼちゃの形をしたスイーツ。
見た目が可愛いことから写真映えすると話題になっていますが、味も本格的そのものです。
メニューの日本語は饅頭とありますが、食べた感触はモチモチの蒸したお団子の感じで、中には甘くない黒胡麻がたっぷり入っていて、味はゴマ団子を食べている感じです。
かぼちゃの茎の部分はほうれん草でできていて、細やかな細工も楽しい一品です。
- 南瓜芝麻包(8個入り)120元=約441円
流沙奶皇包(蒸しカスタード饅)
なんとも言えないパンダの表情が可愛いカスタード饅。
カスタード饅と聞くと甘いものを想像しますが、このお店のカスタード饅はひと味違って、カスタードの中に台湾のスイーツでもよく使われる鹹蛋(塩漬けの黄身)が混ぜられているので、ほんのりした甘さと塩味が絶妙に美味しい!
甘いスイーツではないので、おなかいっぱいでもペロッと食べられますよ。
また、パンダの中身のカスタードがどばーっと流れ出してくるメニューのような絵面になるのが話題なのですが、パンダ好きには、ちょっと可哀想に感じてやめました。
- 流沙奶皇包(1個入り)45元=約165円
白灼地瓜葉(ゆでさつまいもの葉)
台湾の家庭やお店やさんでよく食べられるさつまいもの葉(地瓜葉)は、このお店のおすすめメニューのひとつにもなっています。
日本ではあまり食べない食材ですが、食べると少しねっとりした食感で、後味にほのかな本当にほのかなさつまいもの味が感じられるのが特徴です。
このお店では、ゆでたさつまいもの葉にクコの実とドライ玉ねぎをあわせていて、さっぱり食べられるように工夫されていました。
- 白灼地瓜葉 130元=約477円
三鮮鍋貼(焼き餃子)
お店の看板メニューではないですが、頼んでみたら美味しかったのが、この豚肉、えび、えびが入った焼き餃子。
餃子の皮がモチモチで、日本の餃子よりしっかりした歯ごたえ。
また豚肉だけの焼き餃子より、あっさり食べることができました。
にらが入っていますが、子供でも気にせず食べられると思います。
- 三鮮鍋貼(10個入り)140元=約514円
犂園湯包館のオーダーの仕方
犂園湯包館でのオーダーの仕方はとても簡単です。
座席に案内されたら、テーブルの上にオーダー表が置かれているので、オーダー表にオーダーしたい数を記入するだけでOKです。
ちなみに、「主厨推薦」という中国語は、シェフおすすめメニューのことです。
ココシル
日本人と分かれば、お店の方が日本語メニューを持ってきてくれるので安心です。
このお店は日本の観光客はほとんどいませんが、台湾に住んでいる日本人がよく訪れるからか、お店の方は簡単な日本語が通じました。
ドリンクや前菜はセルフサービス
ドリンクや小菜とよばれる冷製のつけあわせは、セルフオーダーになります。
特にオーダー表に記入する必要はなく、お店の人が最後にチェックしてくれますので、そのままで大丈夫です。
食器やお茶もセルフサービス
最初だけお箸、お椀、レンゲ、無料の温かいお茶は、人数分持ってきてくれますが、その後必要な分はセルフサービスとなります。
小皿にお椀、お箸や温かいお茶は専用コーナーに設けられているので、自分で取りに行きましょう。
ちょうど厨房で職人さんたちが作っている様子も見れるので、楽しみのひとつですね。
小籠包などにつける調味料もセルフサービス
高級なレストランなどに行けば、テーブルの上に調味料が個別にセットされていますが、台湾のローカルなお店はほとんどが調味料専用カウンターが設けられています。
好きな味を調合しましょう。
犂園湯包館のロケーション
犂園湯包館は、最寄のMRT駅から徒歩2分ほどで行けるので、アクセスにとても便利です。
MRT南京復興駅5番出口を出て、1本目の道を入るとすぐに見えてきます。特に、夜になると赤い看板がすぐ目に付くので迷うことなく行けます。
【犂園湯包館】
住所:台北市松山區南京東路三段256巷24號
電話:02-2721-5532
営業時間:(日~木)11:30~14:30、16:30~21:30
※定休日:金曜日
最寄駅:MRT南京復興駅5番出口から徒歩2分
まとめ:リーズナブルなのに本格的な味が楽しめるお店
犂園湯包館の小籠包は、あの有名な鼎泰豐(ディンタイフォン)にも引けを取らない美味しさにも関わらず、リーズナブルなお値段で楽しめるお店です。(セルフサービスが多いからだと思いますが)
またオリジナリティーに溢れた料理や、これぞ台湾料理という料理もあわせて楽しめるのも魅力のひとつです。
ちょっと気軽に小籠包を食べたい時にぜひ行ってみてくださいね♪
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