台湾で中国語検定(TOCFL)を受けた感想!レベル越えもできる

こんにちは!

台湾在住16年目に突入したココシルです。

まったく中国語が話せない状態から、中国語を使ってお仕事ができるようにまでなったはものの、自分の中国語レベルは一体どのくらい?と思い、TOCFLを受験してきました。

何十年ぶりに受けたテストということもあり、なんだか新鮮だった体験!

これから台湾でTOCFLを受験される方はぜひ参考にしてみてください。

台湾でTOCFLを受験~申し込み編~

ここ数年コロナ禍の影響でか分かりませんが、申込しようと思ったら、「定員オーバー」で受験できないことが多々あり…。

今回は思い立ったが吉日でホームページを開き申込みをしようと思ったら、希望日程は開いてるけど、受験会場がとおーーーい!

でも日程が空いていることの方が珍しいので、受験することにしました。

ココシル

申し込みは早いもの勝ち

計画性のある人は、申込期間開始日に申し込んでください!

TOCFLのテストの種類が分からん…

TOCFLには2種類テストがあって、

  • 自分のレベルに合わせて、レベルを指定して受験
  • 自分のレベルを自己申告して、コンピューターが自動で出題してくれる受験

自分のレベルにあわせて受験するテスト

TOCFLのレベルは3段階に難易度が分かれています。

  • Band A→レベル1(初級)、レベル2(基礎級)
  • Band B→レベル3(進階級)、レベル4(高階級)
  • Band C→レベル5(流利級)、レベル6(精通級)

自分がどのレベルか知りたい人は、HPに本番さながらの模擬テストがあるので、そこで自分のレベルを確認して見ましょう。

 

コンピューターが自動出題するテスト

申込み時に、自分のレベルを自己申告し受験するテストで、コンピューターが正解率にあわせて出題してくれます。そのため、申告していたレベルより高い結果や低い結果がでることがあります。

自分はBぐらいかな?と思って受験しても、Cレベルになったりとラッキーパンチがもらえるテスト形式です。

今回は日程的にコンピューターが出題するテストを受験してきました。

TOCFL受験~参考書選び~

自分のレベルはBぐらいと思い(ちょっと欲張ってCかな)、問題集を買ってみました。

この問題集はとっても使いやすかったし、分かりやすかった!

初心者が騙されそうな類語や同じような語句の微妙な違いなどが、とっても良かった。またシチュエーション別に出題されているので「お~なるほどな」と思うところも多かったです。

 

ちょっと欲張って買ったCレベルの問題集は、「なんすか、これ?」というぐらい難しい…しかも練習問題が筆記で、その答えがどこにもな~いという状態。これはもう諦めモードでした。

参考書を買う場合の参考にしてみて下さいね!

また参考書は、台湾の普通の本屋さんには置いてなく、ジュンク堂やネットで購入しました。

TOCFL~受験当日編~

今回は中国文化大学で受験しました。

試験会場についたら、指定の教室まで各自移動し、教室前で待機。各教室の前に名簿が貼られていました。

教室に入室したら、「荷物は教室の黒板の前に置いて下さい~」と言われ、ランダムに放置。

こういうところがザ・台湾!

そしてスマホも音はもちろん、バイブ音が鳴ってもNGらしく、「音を出したら即0点ですよ」と口酸っぱく言われました。スマホの電源を切ることがないので、どうやって電源を切ればいいのか分からず焦りました…。

そして着席したら、身分証明の確認がありました。何人か身分証明を忘れたという人がいましたが、係の人がなんとかしてくれていました。何をやっていたのかは謎ですが、無事に受験していたので、万が一忘れてもいけるのかも!?(ザ・台湾!)

受験時間はみっちり2時間だけど…

テストはリスニング60分、リーディング60分の途中休憩なしの2時間ぶっつづけ。そして解答はすべてマウスでクリックしていく形式でした。

リスニングもリーディングも時間は決まっていますが、終わった人から退室できるしくみで、リスニング開始から1時間で、出ていく人もいて、びっくりでした。

そして徐々に退室していく人が増え、その度に教室の床がきしみ、集中力をそがれました…。大学受験を彷彿とさせる謎の焦りから文章が読めな~いまっ白状態に…。

でもなんとか最後まで粘り、最後から2番目でフィニッシュしました。

見たこともない問題が…

今回自己申告したのは、Band B(中級)。

リスニングから開始でしたが、最初はとっても簡単は会話形式の問題。なんなく解答していくうちに、急に難しくなり「????」状態。しかも「この文章を聞いた後に質問が2つ流れます。」だったところが、「いくつか質問が流れます。」に変わり、いくつ出るの?となり全集中していないと、問題に答えられない…。

そのうち、政治や歴史などの難しいリスニングが続き、「あ~わかんない」と思っているうちに、急に最初の頃の可愛い会話形式に。落差が大きすぎて笑っちゃいました。「あ~あのリスニング間違ってたのね」と。

次はリーディング問題。

最初はやっぱりリスニングと同じく小手慣らしの問題から始まり、どんどん難しくなり…為替変動についてなど時事問題となり、質問の答えとなる選択肢の中国語も全く想像がつかない状態。レベルBにこんな問題ないだろ!とツッコミたくなる状況でした。知らない間に違う世界に連れていかれる感覚でしたー。

コンピューターテストを受ける人は注意!

コンピューターで自動解析して出題してくれるこのテスト形式は、自分の正解率がいいと、どんどん未知の世界に連れていかれます。全く目にしたことのない中国語のレベルに!なので、勉強する時は少し難しい問題にも手を出していた方が、当日安心できるかなと思います。

テスト最後に結果発表!

最終問題のテストが終わると、その場でテスト結果とスコアが表示されます。

あの最後のクリックが一番緊張する瞬間でした!

今回はなんとBand C(レベル5:流利級)に合格しました~!!

あんなに答えに自信がなかった問題ばっかりだったのに、どうしてこんな結果が!?と半信半疑でしたが、「ありがと~」の一言に尽きました。

まとめ

これから台湾でTOCFLを受験する方のために感想をまとめてみました。

ココシル

まとめるよ
  • 受験申し込みはお早めに!
  • 参考書は解答のあるものを!
  • 受験時は退出者が続出でも焦るな!
  • コンピューターテストは未知の世界!

ぜひ参考にしてみて下さいね!

 

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