こんにちは!
台湾在住12年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
台湾のタクシーは比較的安全で安いので、住んでしまえば、難なく乗りこなせてしまうのですが、旅行で来ると、海外のタクシーと思うだけで恐怖ですよね?
そこで、台湾でタクシーに乗るときの注意点とこれだけは覚えておきたい中国語7選をご紹介したいと思います。
台湾でタクシーに乗るときの10個の注意点!
まずは台湾のタクシーの特徴をご紹介します。
- タクシーはすべて黄色。
- 台北近郊なら流しで乗れる。
- タクシーのドアは手動。
- 初乗り運賃は70元(1.25kmまで)、それ以降は200mごとに+5元。
- 夜間(23時~午前6時まで)は、夜間料金が適用され+20元。※乗車時間を基準にしているので、22時59分に乗車した場合は、通常料金のまま(70元)となる。
- 春節(旧正月)の期間は、特別料金として+20元。※大晦日と呼ばれる除夕の2日前から、春節の最終日まで適用される。春節の夜間は、夜間+特別料金で+40元。
では、ここから実際にタクシーに乗るときの注意点を○つご紹介していきます。
その1:綺麗なタクシーを選ぶ
これは基本中の基本ですね!
「綺麗なタクシー」=「運転手さんがしっかり車をケアしている証拠」ともなりますので、絶対的にきれいなタクシーを選びましょう。
台湾の汚いタクシーはびっくりするぐらい汚いものもあります。車のボディーがボコボコだったり、洗車なんかしたとないみたいなタクシーもいますので、そういったタクシーは避けたほうがいいですね!
その2:大手タクシー会社を利用する
台湾には大手タクシー会社が経営しているものと、個人経営のものがあります。
大手タクシー会社経営だと、タクシー自体がきれいだし、運転手さんも制服を着ていて安心感があります。
さらに、会社によっては観光客へのサービスの研修を行っているので観光客への対応に慣れています。
また何か車内に忘れ物をしちゃった場合も、すぐに特定することができるのでおすすめですよ。
おすすめのタクシー会社は、台湾大車隊「55688」
台湾大車隊は、台湾のタクシー会社でもNO.1と言われているタクシー会社です。
保有しているタクシー数も台湾一多く、すぐに見つけることができます。タクシーのボディに「台湾大車隊」や「55688」と書かれているので、それを目印に探しましょう!
その他、「大都會計程車」や「皇冠大車隊」という名前のタクシー会社も大手になるので、覚えておくと便利ですね。
その3:運転手さんがヤバめなら降りる
大手タクシー会社の運転手さんなら、ほぼそんなことはありませんが、見た目綺麗でタクシーに乗ったら、運転手だん超やばめ!ということも多々あります。
そんな時は、
ココシル
【運転手さんのやばめ行動】
- 身なりがだらしない、汚い。
- 檳榔(ビンラン)と呼ばれる食べ物を食べている。(口が真っ赤になる食べ物なので、口が赤かったら要注意)
- 携帯でしゃべりまくる。
- 車内に私物や食べ残しが残っている。
- バックミラーごしにじっと見てくる。
- スピードを出しまくる。
- わざと遠回りをする。
- まれですが、政治的な話をふっかけてくる。
ココシル&お友達タクシー体験談!
運転手さんから「日本人?」と聞かれて、「そうです」と答えたら、それから無言でバックミラーごしにずーっと見られて怖い思いをしました。特に、なにかをされた訳でもないですが、あの密室の空間では怖かった。なので、目的地までは行かず、途中で降りました。
ココシルの友達は、中国語が話せるのですが、タクシーの運転手さんから政治的な話を持ちかけられ、ちょっと自分の意見を言ったら、その運転手さんが気分を害し、途中で降ろされてしまいました。
台湾は親日ですが、全員がそうとは限らないので、中国語が少し分かる人もスルーした方が無難ですね。
「ちょっとこの運転手さんやばい!」と感じたら、すぐに降りましょう!
その4:夜ひとりでタクシーに乗らないほうが無難!
台湾の夜も治安は安全ですが、夜、日本人女性がひとりでタクシーに乗り、変な場所に連れて行かれて被害にあったケースもあります。
土地勘がないと、夜は暗くて不安が増すので、乗らないほうが無難ですね!
またどうしても夜にタクシーに乗らなきゃいけない場合は、大手タクシー会社のタクシーを選ぶか、百貨店やホテルに行き、タクシーに乗りましょう。
その5:あらかじめルートや料金の目安を確認しておく
海外でタクシーに乗ると、土地勘がない分、「遠回りされていないか?ぼったくられていないか?」って心配になりますよね。
そんな時は、グーグルマップなどであらかじめ、ルート検索をしておくと安心ですね!
ココシル
上記でも紹介した大手タクシー会社「台湾大車隊」のホームページから、だいたいのタクシー料金とルートを見ることができます。中国語のみですが、簡単なので活用できますよ!
【手順】
①「台湾大車隊」のホームページの運賃料金、ルート検索にアクセス。
②赤丸で囲んだ『起點(出発地)』と『終點(目的地)』を入力する。
※観光スポットの名前か、正確な住所を最後まで入力する必要があります。
③昼間と夜間のだいたいの運賃の目安料金が表示される。
④だいたいのルートと所要時間も確認できる。
簡単なので、ぜひ活用してみてください!
その6:客引きのタクシーには乗らない
有名観光地に行くと、なんか怪しく近づいてくるタクシー運転手さんがいます。「安いから乗らない?」と声をかけてくるんですが、「目的地に行く前にこんなおすすめがあるよ~」なんて言って、変なところに連れて行かれる場合があるので、乗らないようにしましょう!
その7:目的地はメモに書いて見せるのが、一番早い
タクシーの運転手さんに行き先を伝える場合、有名観光地ならば口頭で伝えても全然伝わりますが、例えば、○○レストランやカフェに行きたい場合などは、レストラン名などを伝えても分かりません。
紙に住所を書いて渡しましょう!
その8:乗ったタクシー会社の名前とナンバープレートの番号をメモる
自分が乗ったタクシー会社の名前とナンバープレートの番号を控えるのって面倒くさいと思いますが、これをやっておくと、いざタクシー内に忘れ物をした場合でもすぐに連絡をつけることができます。
以前ココシルの友達も車内にかばんを忘れたのですが、いざとなったらタクシー会社の名前すら思い出せず・・・片っ端からタクシー会社に電話して聞いても、「ありません」と言われるばかりでした。
また近くの警察署に紛失届を出しにいったり、後処理が大変ですので、ぜひ面倒がらずにメモるようにしましょう!
その9:現金で支払う時は100元札を持っていると安心!
最近のタクシーは、悠遊カードとよばれる現金チャージ式のカードでも支払うことができるようになっていますが、現金で払うことも多いと思います。
初乗り運賃が70元なので、1000元札(青色のお札)しかないと運転手さんがお釣りを持っていない可能性があります。
いい運転手さんだと、近くのコンビ二で両替してくれたりしますが、あからさまに「お釣りがないから、自分でくずしてきて」という運転手さんもいるので、タクシーに乗る際には、財布に100元札(赤色のお札)があるか確認しておきましょう!
その10:乗り降りする時は、後方を注意しよう
台湾の運転マナーは日本に比べると荒く、歩行者優先なんて考えはありません。
特にタクシーから降りる場合は、後方を確認しましょう!
タクシーのドアは日本と違い手動なので、いきなりドアを開けてしまうと、後ろから来る車やバイクにぶつかってしまいます。いらぬトラブルを避けるためにも、しっかり確認しましょう。
タクシーに乗るときに覚えておきたい中国語7選!
タクシーに乗るときにこれだけは覚えておきたい中国語を7つご紹介します。
ココシル
目的地を言う:「我要去○○(目的地)」=○○まで行きたい。
「我要去○○(目的地)」は「○○まで行きたい。」の意味。
「我(ウォ)」=「私」
「要(ヤオ)」=「~したい」
「去(チュィ)」=「行く」
他にも目的地を言う中国語がありますが、このフレーズが一番簡単です!
発音は、「ウォ ヤオ チュィ ○○」
紙に書いて渡せば、言わなくても大丈夫ですよ。
トランクを開けてほしい時に言う:「可以打開後車廂嗎?」=トランク開けて下さい。
「可以打開後車廂嗎?」は、「トランクを開けて下さい。」の意味。
「可以(クーィ)」=「できる」
「打開(ダーカイ)」=「開ける」
「車廂(チャーシャン)」=「トランク」
「嗎?(マ)」=疑問の時につける語尾
発音は、「クーィ ダーカイ チャーシャン マ?」
親切なタクシーの運転手さんは、スーツケースやベビーカーを持っていると、何も言わずに運転席から降りてきてくれて、トランクを開けて載せてくれるので、言う必要はありませんが、開けてくれない場合はこう言いましょう!
運転手さんを呼ぶ時に言う:「司機先生」=運転手さん
台湾では運転手さんのことを「司機(スージー)」と呼びます。
運転手さんに話しかける時は、「司機先生(スージーシェンション)」と丁寧に言いましょう。
「司機(スージー)」=「運転手」
「先生(シェンション)」=「男性への呼称」
発音は、「スージーシェンション」
もうすぐ着くので、そこで降りたい時に言う:「前面下車就好了」=そこで降ります。
「前面下車就好了」は、「もうそこで降ります。」という意味。
目的地が見えて、もうそこで降りたい場合には、運転手さんにこう言いましょう。
「前面(チェンメン)」=「前の方」
「下車(シャチャー)」=「降りる」
「就好了(ジョウハオラ)」=「いいです、大丈夫です」
発音は、「チェンメン シャーチャー ジョウハオラ」
お金の言い方:「○○元(ユエン)」や「○○塊(クァイ)」
お金を支払う時に、運転手さんから「100元(イーバイユエン)や100塊(イーバイクァイ)」と言われます。メーターに表示されているので、聞き取れなくても問題ありませんが、知っていると便利なお金の言い方です。
タクシーのメーターは、基本的には初乗り70元で、その後5元単位で増えていきます。
お金の数え方は、
10元(塊)→シー ユエン(クァイ)
20元(塊)→アーシー ユエン(クァイ)
30元(塊)→サンーシー ユエン(クァイ)
40元(塊)→スーシー ユエン(クァイ)
50元(塊)→ウーーシー ユエン(クァイ)
60元(塊)→リョウシー ユエン(クァイ)
70元(塊)→チーシー ユエン(クァイ)
80元(塊)→バーシー ユエン(クァイ)
90元(塊)→ジョウーシー ユエン(クァイ)
100元(塊)→イーバイ ユエン(クァイ)
その後の数え方は、例えば120元(塊)なら、「イーバイアーシー ユエン(クァイ)」、135元なら「イーバイサンシーウー ユエン(クァイ)」という具合になります。
あまり詳しく言うと、中国語の授業になってしまうので、だいたいこういう言い方をすると分かっている程度で大丈夫だと思います。
領収書がほしい時に言う:「請給我収據」=領収書を下さい。
「請給我収據」は、「領収書を下さい。」の意味になります。
「請(チン)」=「お願いします。」
「給我(ゲイウォ)」=「私に」
「収據(ショウジュ)」=「領収書」
領収書が必要な場合は、このように言いましょう。
たいてい何も書かれていない領収書が渡されるので、自分で記載しましょう。
発音は、「チン ゲイ ウォ ショウジュ」
降りる時にありがとうと言う:「謝謝」=「ありがとう」
基本中の基本で、「謝謝」は誰もが知っている中国語のありがとうですね。
「謝謝(シェイシェイ)」と言うだけでもいいですが、「謝謝您(シェイシェィニン)」と言うと、もっと丁寧でいいですね。
発音は、「シェイシェイ」
※「シェシェ」と発音するより、「シェイシェイ」と「イ」をより意識して発音すると、ネイティブっぽい発音になりますよ。
まとめ
台湾でタクシーに乗るときの10個の注意点と覚えておきたい中国語7選をご紹介しました。
- 綺麗なタクシーを選ぶ
- 大手タクシー会社を利用する
- 運転手さんがヤバめなら降りる
- 夜ひとりでタクシーに乗らない方が無難!
- あらかじめルートや料金の目安を確認しておく
- 客引きのタクシーには乗らない
- 目的地はメモに書いて見せるのが、一番早い
- 乗ったタクシー会社の名前とナンバープレートの番号をメモる。
- 現金で支払う時は100元札を持っていると安心!
- 乗り降りする時は後方を注意しよう
あらかじめ知っておくことで、台湾の旅行をスムーズに過ごせると思います。
また、覚えておきたい中国語も、「よく中国語の発音のアクセントが違うと伝わらない。」と言って脅されますが、そんなことはありません!アクセントが違っても発音があっていれば、ちゃんと通じます!(ココシル経験しています!)
台湾でタクシーに乗るときに、この記事をぜひ思い出してみて下さいね。
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