こんにちは!
台湾在住13年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
新竹県の北埔老街(ベイプー)にある水井茶堂は、100年ほど前の古民家をリノベーションした風情あるお茶屋さん。
石畳にレンガ造りの建物が立ち並ぶレトロな街でひと際目立つ存在の水井茶堂は、中に入ってこそ、その醍醐味を楽しめます。
この記事では、一度行ったら虜になってしまう水井茶堂についてご紹介します。
水井茶堂とは?
水井茶堂は、100年ほど前の日本家屋をリノベーションしたお茶屋さんです。
国指定の一級古蹟の「天水堂」の一部を利用しており、歴史ある風情の中でゆっくりお茶を楽しむことができる場所です。
静かに茶を楽しんでもらえるようにと、店先には「写真撮影ためだけの入場お断り」と記載されています。
素敵な心配りです。
水井茶堂の店内の様子
水井茶堂の店内は、一歩足を踏み入れた瞬間からタイムスリップしたように別世界が楽しめます。
水井茶堂のおすすめメニュー
水井茶堂では、東方美人茶や烏龍茶、花茶や北埔名物の擂茶( レイチャ)のほか、台湾の伝統的なスイーツや軽食も味わえます。
おすすめメニュー
客家桔子茶
北埔は客家人の街で、昔から桔子(金柑)を使ったジャムやソースが有名な街。
新鮮な金柑の酸っぱさと、手づくりの金柑ジャムの甘さが絶妙です。
韓国の柚茶のような感じですが、新鮮な金柑が入っているからか、もっとあっさり飲めました。
客家花布のようなカップもレトロな感じで素敵でした。
- 客家桔子茶 150元=約538円
客家麻糬
柔らかいお餅にピーナッツの粉と砂糖をまぶした素朴な味で、お茶請けに最適です!
オーダーとともに、その場で作ってくれるので、新鮮なお餅をいただくことができるのも嬉しい。
手作りだけあって、お餅の大きさがバラバラなのもほっこりします。
- 客家麻糬 60元=約215円
メニュー一覧
また北埔名物の穀物を煎って作る擂茶( レイチャ)のDIY体験もできます。
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いろいろな穀物をすり鉢ですりつぶしてお茶にしていくのですが、なかなか時間がかかる大変な作業で、しかもこれを全部飲み干すとなるとかなり大量です。
2~3人以上で行った時は、ぜひトライしてみてくださいね。
また水井茶堂では、外部からの飲食は持ち込み禁止となり、最低1人100元(=約359円)の消費が必要ですので、ご注意ください。
※メニューは中国語のみでした。
水井茶堂のお店情報&アクセス
水井茶堂
住所:新竹縣北埔鄉中正路1號
電話番号:03-580-5122
営業時間:(平日)10:00~17:30/(土日)10:00~18:00
水井茶堂は路地を入ったところにあるので、まず北埔老街の中心となる慈天宮と呼ばれるお寺を目印に行くといいと思います。
慈天宮からは徒歩5分ほどで着きます。
また道の途中には上記のような看板も立っているので、この看板に沿って進みましょう。
石畳のレンガ造りの建物が見えてきたら、到着です!
北埔老街への行き方
台北から北埔老街へ行くには、車でアクセスするのが一番早いのですが、現在は最寄り駅となる新幹線「新竹駅」から観光周遊バスが運行されているので、比較的アクセスしやすくなりました。
「新竹駅」に向かう。
所要時間:約30分
「北埔老街」に向かう。
バス停は4つ目です。
所要時間:約40分
観光周遊バスの注意点
観光周遊バスの「台湾好行」は1時間に一本の為、先にバスの時間を確認しておきましょう。
※公式サイトは日本語表示で詳しく掲載されています。最新情報は公式サイトから確認して下さい。
バスのチケットは車内での支払いとなります。
距離に応じてチケット料金が決まりますが、新幹線の新竹駅~北埔老街は片道60元(=約217円)。
一日券は100元(=約362円)となるので、往復バスを利用する方は一日券を買ったほうがお得になります。
まとめ
水井茶堂は、昔の台湾と日本が融合したノスタルジックな雰囲気が味わえる貴重なお茶屋さんです。
台北から行くにはちょっと時間がかかりますが、必ず行って良かった!と感じられる素敵な場所です。
ぜひちょっと足を伸ばしてでも行って見て下さいね!
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