こんにちは!
台湾在住12年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
9月の台湾旅行で何着ていこうか迷っている方へ、台湾の9月の気候や、天気予報だけでは分からない実際のところを現地からお届けします。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
もくじ
【台湾旅行】9月の気候
台湾の9月の気候は、全体的に日中は、日本の夏と同じ感覚ですが、朝晩の風が秋の風に変わってきたなと感じる季節でもあります。
9月下旬にかけては、最低気温が下がりはじめる時期ですので、特に雨の日は、肌寒く感じることもあります。
ですが、9月は「暑すぎて1日中、外での行動が大変!」という時期は終わり、いよいよ観光のベストシーズンになると言ってもいいでしょう!
9月上旬の気候
9月上旬は、最高気温が30℃以上の蒸し暑い日がまだまだ多く続きますが、朝晩は涼しくなったなと感じます。ただ、一瞬涼しくなったなと感じるだけで、涼しくはありません!
下記のように、気温34℃→体感43℃と真夏をしのぐ、恐ろしい日もまだまだあります。
9月下旬の気候
9月下旬は、最高気温が27℃前後と日中でも過ごしやすくなりますが、朝晩は最低気温が下がり、肌寒く感じる日も出てきます。
クーラーをつけっぱなしで寝てしまうと寒いかも!
台湾各地と東京の9月の気候を比較してみよう
2018年9月の台湾各地と東京の気候を比べてみました。
平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | 降水量 | |
東京 | 22.9℃ | 33.0℃ | 14.1℃ | 365ml |
台北 | 28.2℃ | 37.8℃ | 20.4℃ | 321ml |
台中 | 28.3℃ | 35.2℃ | 22.4℃ | 20ml |
台南 | 28.9℃ | 34.0℃ | 24.3℃ | 31ml |
高雄 | 29.1℃ | 33.7℃ | 25.2℃ | 66ml |
※交通部中央気象局のデータを参照
9月の東京は、最低気温が20℃を下回り、朝晩寒く感じる日が増えてきますが、台湾各地はまだ最低気温が20~25℃となるため、朝晩は涼しくなったなと感じる程度です。
ただ台湾は湿気が多いため、雨が降ったり、風が強い場合は、体感温度がかなり下がります。気温が20℃でも寒く感じることがあるので、注意が必要です。
台中→台南→高雄と南に行けば行くほど、まだまだ気温は高く「夏」!ただ、雨も少ないため、からっとしているので蒸し暑いということはありません。
【台湾旅行】9月の服装は?
台湾の9月の服装は、上旬は「夏」、下旬は「秋の始まり」と考えていたらいいですね。
【全世代共通】おすすめの服装は?
女性、男性、子供、どの年齢世代とも、基本は「半袖+長ズボン」でOKです。
そして、公共交通機関のMRT(地下鉄)やバスの車内、デパート、観光施設などの室内は、冷房がガンガン効いていて寒いので、薄手のはおりものを1枚持参しましょう。
この「半袖+長ズボン+薄手のはおりもの」のスタイルでいれば、暑い日もちょっと肌寒い日も対応できます。
台湾旅行に行く際のちょっとした疑問をQ&A形式で答えています。
ノースリーブは寒い?
ノースリーブ+薄手のはおりものがあれば、調節可能なので大丈夫です。
ワンピースは不便?
マキシすぎる丈だと、引きずってしまうので汚くなる心配はありますが、サラッと一枚で着ることができるので、意外と涼しくて便利です。
短パンやハーフパンツは?
男性の場合、まだまだハーフパンツでも大丈夫ですが、長ズボンも1枚持参しておいた方が無難です。
薄手のはおりものはニットでも大丈夫?
もこもこニットは暑いので、薄手のニットやシャツ、パーカーが重宝します。
タイツは暑い?
タイツは暑くて蒸れるので、まだ早いです。
サンダルはまだ履く?
地元の人はまだサンダルを履いています。いや年中履いています。オールマイティーに使えるスニーカーなどの方が重宝します。
服装とともに台湾旅行に必須の持ち物をこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
実際の街角の服装をチェック!
基本、「Tシャツ+長ズボン+スニーカー」の人が多い印象ですね。
9月になり、薄手のはおりものを一枚着ている人や、手に持っている人が多く見受けられました。
ただ季節の変わり目でもあるので、なんでもありの服装です。
また街のお店も、夏物から秋物へとシフトされていて、ニットやコートが店頭に並びはじめる時期です。
おすすめのコーデ一例
おすすめのコーデ一例をご紹介します。
女性の場合
基本のTシャツ+ジーパンに軽い素材の長袖シャツスタイル。
動きやすく、汗かいてもすぐ洗える素材のものが重宝します。
カジュアルすぎてもっとおしゃれしたいという方は、秋物のピアスや小物で飾りましょう!
また、スカート派の人は長すぎず短すぎずのミモレ丈のスカートがおすすめです。
男性の場合
男性の場合も、基本はTシャツがおすすめ。
9月はハーフパンツでもまだまだ大丈夫です。ただ下旬になると急に肌寒くなる日もあるので、長ズボンと併用しましょう。
服装選びで気をつけたい注意点は?
- 公共交通機関や百貨店、観光施設の室内は冷房効きすぎて寒い。
- 7~8月ほどではないが、台風が来るので、雨対策もしておく。
- すぐに洗えない素材の洋服は避ける。
- かばんのチャックは閉まるタイプのものを選ぶ。
外が暑いと一瞬、公共交通機関や百貨店の室内は、「あ~気持ちいい!」となるのですが、ずっといると寒くなるので注意が必要です。薄手のはおりものかストールをかばんに忍ばせておきましょう。
また、7~8月ほどではありませんが、台風の影響で雨が続く場合もあります。折りたたみ傘やウィンドブレーカーなども念のため準備しておきましょう。
9月はまだ暑い日が続いて汗をかくだけではなく、「ごはんやドリンクをこぼしちゃった!」、「トイレで裾がついてしまった!」などすぐに洋服を洗いたいシチュエーションが多くあります。
ドライクリーングしかできないなどの素材は避け、すぐに洗濯してもOKな素材の洋服を選びましょう。
最後に、夜市や市場など人が混んでいる場所では財布をスラれることがあります。ココシルのお友達も台湾だから大丈夫と思っていた矢先にやられてしまいました。
安全な台湾ですが、やはり外国!日本人はひと目でばれるので、しっかり防犯対策もしておきましょう!
まとめ
9月の台湾の気候とおすすめ服装コーデを、台湾現地からご紹介しました。
9月は台湾でも季節の変わり目です。
9月上旬と下旬では、気温差が少しでてくるので、上旬に来られる方は最高気温を、下旬に来られる方は、最低気温を直前の天気予報で確認して下さい。
台湾は基本、日本より暑い(暖かい)台湾ですが、
- 最高気温が30℃を超える場合は体感温度が+3~5℃アップ(↑)
- 最低気温が20℃前後となる場合は、体感温度が-3~5℃ダウン(↓)
気候条件によっては、「もっと暑い!もっと寒い!」と感じるので、事前の天気予報をチェックして、はおりもので調整するようにして、快適に過ごせるようにしましょう。
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