こんにちは!
台湾在住12年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
7月は梅雨も明けて、本格的な夏の始まり!
「台湾の夏は暑い」ってよく聞くけど、実際のところはどこまで暑いの?など旅行に行くとなると、気になるもの。
そこで、今回は7月に台湾旅行に行く時のおすすめ服装コーデを、台湾現地から在住12年の経験をもとに、お届けします。
※ココシルは台北在住のため、台北近郊の情報がメインとなります。
もくじ
台湾の7月の気候
台湾の7月の天気の傾向は?
台湾の7月は、本格的な酷暑の始まりです。
7月の天気の特徴を箇条書きにしてみました。
- 「蒸し暑い」か「太陽痛くて暑すぎる」の2パターン。
- 梅雨明けになり、雨の日が少なくなる。
- 平均気温が30度を超える。暑い日は38度以上になる。
- 最低気温が25度以下にならず、夜でも暑い。
- 台風シーズン真っ只中。
7月のお天気はつまり、
ココシル
さらに7月になると、台風シーズン真っ只中になります。
台湾は、位置的に台風の通り道になることが多く、実際に上陸するケースもあれば、近海をかすめていくことも。近海をかすめていくだけでも、天気が崩れるので、台風情報はチェックが必要です。
台湾の7月の気温や湿度は?
台北市の7月の平均気温(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→30.3度(最高38.5度/最低24.9度)
- 2017年→30.3度(最高38.0度/最低24.2度)
台北市の7月の平均湿度(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→69%
- 2017年→64%
台北市の7月の降水日数(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→8日
- 2017年→12日
7月の平均気温が30度超えで、日本でいう「真夏日」=「酷暑」の連続。
日本はどちらかというと、カラッとした暑さですが、台湾(特に台北近郊)では、「悶熱(メンラー)」と呼ばれ、蒸し暑くなります。
気温が高くて、ただでさえ暑いのに、湿気を含んだ生温かい風が追いうちをかけてきて、息苦しさを感じることもあるので、注意が必要です。
また、太陽が出ている日は、とにかく紫外線が痛い!!!!
顔や腕やうなじは、10分もすると「ヒリヒリする」と感じるくらいの強烈さ。ちょっと買い物で外をぷらっとしただけで、腕はなんだか火照る感じ。危険レベルの紫外線がふりそそぐ可能性もあるので、しっかり対策をしましょう。
7月はスコールがすごい!
7月の台湾は、スコール率が高い。
遠くで雷のゴロゴロの音が聞こえたら、少しずつ暗くなり、一気にバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われる率が高くなります。
ゴロゴロが聞こえたら、早めに建物に避難しましょう。
ココシルの経験上、スコールが降る時間帯はズバリ!
ココシル
さらに、台北市内でも101の近くは雨が降りやすいと言われているので、午後の時間帯に101方面に行かれる方は、頭のすみっこに「スコールが降るかも!」と覚えておいて下さいね。
スコールが降ったらどうする?
スコールはだいたい夕方頃になると止む傾向にあるので、カフェでお茶したり、地下街を散策して楽しみましょう。また、百貨店の中でも充分に楽しめますよ!
台北の道路は水はけが悪く、道が冠水することもあるので、極力外を歩くのは避けましょう。
台風情報に注意が必要!
7月はスコールとともに、台風が全盛期の季節です。
台湾付近は位置的に台風が通るコースとなり、上陸しなくても、日本に向かう台風やフィリピン付近に向かう台風の影響で、天気が崩れることがあります。
そしてココシルの経験上、
ココシル
「わあ週末だ!お休みだ!」という時に限って、台風が接近したことが何度もあります。というのも、台湾は台風がある基準を達したら、政府官公庁をはじめすべて「颱風假(台風休み)」となるんです。(一部サービス業は除く)
平日に台風接近のニュースを聞くと、みんな不謹慎ながら、秘かに「明日は休みかも」なんて期待する人も多く、土日に台風が近づくと、「また土日か・・・」と嘆く人をSNS上でたくさん見てきました。
台湾滞在中に、台湾が接近してくるという情報を聞いたら、台湾のテレビやネットニュース、ホテルの人に「颱風假(台風休み)」となる可能性があるのか、しっかり確認しましょう。
台湾7月のおすすめ服装とコーデのご紹介
おすすめの服装は?
7月の台湾は、1ヶ月を通して、日本の真夏の服装と同じでOK!
具体的には、
- 半袖・ノースリーブでOK。
- はおりものは男女ともに忘れずに!
- ボトムスは、長すぎないものを選ぶ。(カプリパンツなどの七分丈など)
- 濡れても乾きやすい素材を選ぶ。(綿素材がおすすめ)
- サンダルなど夏の靴でOK。
- 帽子などの紫外線対策が必要。
はおりものは男女問わず、冷房+紫外線+蚊対策のためにも準備しておきましょう。
7月は梅雨が明け、雨の日が少なくなりますが、突然のスコールがほぼ毎日降ります。ボトムスは長すぎるとびしょ濡れとなりますので、長すぎないものがいいですね。
ただし、公園や木々が多い場所に行く場合は、蚊対策のために肌の露出を避けましょう。
「暑くて長袖長ズボンなんてやってらんないわ」という方は、虫除けスプレーなどを活用しましょう!
【観光客は要注意】台湾で蚊に刺されたときの対処法と予防法まとめ!
あったらいい服装や小物
- ストール
- ビーチサンダル
- 雨具(ウィンドブレーカー)
- 折りたたみ傘(雨傘/日傘兼用がおすすめ)
- 着替え用のTシャツ
【ストール】
ショートパンツも大活躍の季節になります。
ただ、冷房の効いたレストランでは足元が冷えることも。ストールがあると便利です。
【ビーチサンダル】
7月は、スコールや台風対策としてビーチサンダルがあると便利です。
スコールが降ったら→ビーチサンダル、スコールが止んだら→普通の靴に履きかえるのが、濡れても不快にならないコツです!
ココシル
ここは台湾!
よっぽど格式の高いドレスコードのあるようなレストランはさておき、普通のお店やレストランには、ビーチサンダルでもフツーに入ることができるのでご安心を!
台湾旅行もだいたい2泊~3泊が主流。大事な1足の靴がずぶ濡れになったら、乾かすのも一苦労。ぜひビーチサンダルを忍ばせておきましょう!
【ウィンドブレーカーなど雨合羽】
7月は本格的な台風の季節。雨だけでなく強風にも注意が必要です。
旅行中だと皆さん『折りたたみ傘』を準備される方も多いと思いますが、台風が近づいている状態では傘は役にたちません。折りたたんでバックにしまえるウィンドブレーカーなどの薄手の雨合羽があれば、便利です。
服装選びの4つの注意点!
知っておきたい服装選びの4つの注意点をご紹介します。
その1:台湾の交通機関やデパート・観光施設、レストランは寒い!
基本的にどこに行っても、いつでも冷房はガンガンについています。外で汗をかいてMRT(地下鉄)や室内に入ると、汗が冷えて風邪をひく原因に!はおりものは必須です!!
その2:暑さ+雨+冷房+紫外線+蚊対策が必要!
暑さ(紫外線)と雨、そして室内の冷房、蚊対策となかなか大変な時期です。暑さ対策でショートパンツは最適ですが、蚊に刺されやすくなります。だからといって、長ズボンだと雨の日はすそが濡れて大変です。
洋服ですべての対策をするというよりは、はおりものや小物、グッズをうまく活用しましょう。
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その3:有名観光施設や夜市に行く場合は、スリに注意した服装を選ぶ!
ココシルは12年以上台湾に住んでいて、スリの被害にあったことはありませんが、日本人観光客を狙ったスリ事件が発生していると、台湾日本交流協会(領事館のような役割)から注意喚起がありました。
観光地やレストランなどで写真を撮ってる間に、バックを盗まれたり、バックの中身をスラれているそうです。
どんな服装をしていても、日本人オーラを消すことはできませんが、バックは、斜めがけでチャックが閉まるものや中が見えないものにすると安心です!
その4:小さなお子様連れの場合は、多めの着替えを準備する!
小さな子供が動き回ると、すぐに汗をかきます。汗をかいたまま、室内に入ると汗が急激に冷えて寒くなるので、こまめに着替えさせてあげましょう。
おすすめのコーデは?
暑さ対策をメインにノースリーブ+ショートパンツを選びました。
もちろん手足には日焼け止めと虫除けスプレー必須です!
7月はかなり蒸し暑くなり、ちょっと動いただけで、じとーっと汗がでてくるので、通気性のよい綿や麻の生地がおすすめです。
公園などの蚊が多い場所に行く場合は、ボトムスを長ズボンに変えたりして、コーデして下さいね。
また、男性ならTシャツにハーフパンツ(アンクルパンツなど)、足元はスニーカー(サンダル)、そして紫外線対策に帽子が定番ですね。
そして、全身雨にどうしても濡れたくない場合は、全身すっぽりバックごと入れてしまえる簡易式のレインコートが、セブンイレブンや全家福(ファミリーマート)でお安く購入できます。(安いものなら10元~)
ココシルもバックもすべて濡らしたくないという場合は、すかさず着用します。
意外とおしゃれ感ありかも?!
7月のイベントやおすすめスポットは?
台灣國際熱氣球嘉年華 (TAWAN INTERNATIONAL BALLON FESTIVAL)
在 Instagram 查看這則貼文
台湾東部の台東で熱気球フェスが、6月29日(土)~8月12日(月)の日程で開催されます。昨年は90万人も動員する大規模なもので、台東の広い大地に、たくさんの熱気球が打ち上げられ圧巻です。
台湾市内からちょっと遠出してみたいなという方にはおすすめです。
台湾の学校は、7月~8月いっぱいが夏休み!
どこに行っても混雑しているので、新幹線や電車で移動する場合は気をつけましょう。
台湾マンゴー最盛期!
7月はいよいよ、アップルマンゴーが最盛期を迎えます。
おすすめの産地は、アップルマンゴーの故郷『台南の玉井』。
旬のアップルマンゴーを求めて、思いきって台南の玉井まで足を運ぶのも楽しいですが、そんな時間がないという方は、朝市や市場でこの産地表示がされているものを、ぜひ食べてみて下さい!
濃厚な甘みがとっても美味しいですよ。
まとめ
台湾の7月は、暑さとの戦い!
またさらにスコールや台風といった悪天候にも注意が必要となります。
基本的には、日本の真夏と同じ服装で大丈夫ですが、「中暑(ゾンシュウ)」と呼ばれる熱中症にかかりやすくなります。
洋服を脱ぎ着きしたり、こまめに水分補給をしてできるだけ快適に過ごせるように心がけましょう!
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