こんにちは!
台湾在住12年のココシル(@cocosil_taiwan)です。
6月は、本格的なアップルマンゴーの季節が到来です!
台湾は日本から飛行機で3時間程度で近いし、気候もちょっと暑いぐらいでほぼ変わらないのでは?と思いがちですが、実際のところはやっぱりちょっと違います。
そこで、今回は6月に台湾旅行に行く時のおすすめ服装コーデを、台湾現地から在住12年の経験をもとに、お届けします。
※ココシルは台北在住のため、台北近郊の情報がメインとなります。台中・台南・高雄・台東に行かれる方は、少し気候が違い、もっと暑くなります。
もくじ
台湾の6月の気候
台湾の6月の天気の傾向は?
台湾の6月は、ぐっと蒸し暑くなる。
- 「蒸し暑い」、「暑い」天気の2パターン。
- 雨がとにかく多い。
- 雨が3日~1週間ずっと続くこともある。
- 暑くなる時は38度近くまで上がる。
- 最低気温があまり下がらなくなる。
- 台風シーズンがくる。
6月の天気の特徴を箇条書きにしてみました。
もう「蒸し暑い」の一言につきるのが、6月のお天気。
しかも、一度雨が降ったら、長い場合は1週間以上降り続くこともあり、太陽が本当に恋しい季節です。太陽が出れば出ればで「暑い!紫外線痛い!」とか文句を言うんですけどね。
さらに6月になると、台風シーズン到来となります。
台湾は、位置的に台風の通り道になることが多く、実際に上陸するケースもあれば、近海をかすめていくことも。近海をかすめていくだけでも、天気が崩れるので、台風情報はチェックが必要です。
台湾の6月の気温や湿度は?
台北市の6月の平均気温(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→28.5度(最高37.8度/最低22.2度)
- 2017年→28.0度(最高35.6度/最低22.0度)
台北市の6月の平均湿度(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→69%
- 2017年→75%
台北市の6月の降水日数(交通部中央気象局のデータ参照)
- 2018年→13日
- 2017年→16日
6月の平均気温が28度超えで、日本でいう「真夏日」。
しかも、雨の日が多くなってきます。
この時期は、気温がぐんぐん上昇していても、太陽が出てないことが多いので、厚い雲に覆われた下で、蒸し暑い空気がこもっているような感じで外は息苦しさを感じます。
台湾ではこんな蒸し暑さを「悶熱(メンラー)」と言い、熱中症にかかりやすくなりますので、注意しましょう。
台湾中央気象局発表の6月の1ヶ月予報を見てみよう
3月31日付けの発表によると、「6月上旬は前線の影響を受けやすく、豪雨になる可能性が高い。6月下旬頃からはいよいよ夏本番の季節が始まる」と予測。
気温の予報は、例年の平均気温より低くなる可能性が最も少ないとされています。
まとめてみると、
- 6月上旬は、豪雨やスコールが降りやすい。
- 気温は通年並み~暑い。
- 雨の量は平年並み。
ぜひ参考にしてみてください!
6月は長雨とスコールの2本立て
6月の台湾は、前線の影響を受けて、1週間ずーっと雨が降り続くことがあったり、いきなりスコールのようなバケツをひっくり返した豪雨に見舞われることがあります。
遠くで雷のゴロゴロの音が聞こえたら、雨脚が強くなる証拠。ゴロゴロが聞こえたら、早めに建物に避難しましょう。
ココシルの経験上、スコールが降る時間帯はズバリ!
ココシル
さらに、台北市内でも101の近くは雨が降りやすいと言われているので、午後の時間帯に101方面に行かれる方は、頭のすみっこに「スコールが降るかも!」と覚えておいて下さいね。
スコールが降ったらどうする?
スコールはだいたい夕方頃になると止む傾向にあるので、カフェでお茶したり、地下街を散策して楽しみましょう。台北の道路は水はけが悪く、道が冠水することもあるので、極力外を歩くのは避けましょう。
台風情報に注意が必要!
台湾付近は位置的に台風が通るコースとなり、上陸しなくても、日本に向かう台風やフィリピン付近に向かう台風の影響で、天気が崩れることがあります。
そしてココシルの経験上、
ココシル
「わあ週末だ!お休みだ!」という時に限って、台風が接近したことが何度もあります。というのも、台湾は台風がある基準を達したら、政府官公庁をはじめすべて「颱風假(台風休み)」となるんです。(一部サービス業は除く)
平日に台風接近のニュースを聞くと、みんな不謹慎ながら、秘かに「明日は休みかも」なんて期待する人も多く、土日に台風が近づくと、「また土日か・・・」と嘆く人をSNS上でたくさん見てきました。
台湾滞在中に、台湾が接近してくるという情報を聞いたら、台湾のテレビやネットニュース、ホテルの人に「颱風假(台風休み)」となる可能性があるのか、しっかり確認しましょう。
台湾6月のおすすめ服装とコーデのご紹介
おすすめの服装は?
6月の台湾は、1ヶ月を通して、日本の真夏の服装と同じでOK!
具体的には、
- 半袖・ノースリーブでOK。
- はおりものは男女ともに忘れずに!
- ボトムスは、長すぎないものを選ぶ。(カプリパンツなどの七分丈など)
- 濡れても乾きやすい素材を選ぶ。(綿素材がおすすめ)
- サンダルなど夏の靴でOK。
- 帽子などの紫外線対策が必要。
はおりものは男女問わず、冷房対策+紫外線対策のためにも準備しておきましょう。
ボトムスは雨対策として、長すぎない丈のものを選ぶことをおすすめします。
マキシワンピースなどさらっと着こなすのもとっても可愛いのですが、すそがびしょ濡れになってしまいます。またズボンやスカートは、カプリパンツや膝丈あたりの長さを選ぶといいですね。
洋服の素材は濡れても乾きやすい薄手のものが重宝しますよ!
あったらいい服装や小物
- ストール
- ビーチサンダル
- 雨具(ウィンドブレーカー)
- 折りたたみ傘(雨傘/日傘兼用がおすすめ)
【ストール】
ショートパンツも大活躍の季節になります。
ただ、冷房の効いたレストランでは足元が冷えることも。ストールがあると便利です。
【ビーチサンダル】
特に6月は、雨の日が多いので、ビーチサンダルがあると便利です。
というのも、雨の日にビーチサンダルで一日中観光すると、足が疲れやすく、しかも足が濡れたまま、室内に入ってしまうと足元が寒いという事態に・・・。
しとしと雨が降っている時は、スニーカーや普通の靴を履き、スコールのようなどうしようもない雨が降ってきた時は、すかさずビーチサンダルに履き替えるようにするといいですね!
ココシル
ここは台湾!
よっぽど格式の高いドレスコードのあるようなレストランはさておき、普通のお店やレストランには、ビーチサンダルでもフツーに入ることができるのでご安心を!
台湾旅行もだいたい2泊~3泊が主流。大事な1足の靴がずぶ濡れになったら、乾かすのも一苦労。ぜひビーチサンダルを忍ばせておきましょう!
【ウィンドブレーカーなど雨合羽】
旅行中だと皆さん『折りたたみ傘』を準備される方も多いと思いますが、6月は台風が来る可能性もあります。台風が近づいている時は風が強く、傘は役にたちません。折りたたんでバックにしまえるウィンドブレーカーなどの薄手の雨合羽があれば、便利ですね!
服装選びの4つの注意点!
知っておきたい服装選びの4つの注意点をご紹介します。
その1:台湾の交通機関やデパート・観光施設、レストランは寒い!
基本的にどこに行っても、いつでも冷房はガンガンについています。外で汗をかいてMRTや室内に入ると、汗が冷えて風邪をひく原因に!はおりものは必須です!!
その2:暑さ+雨+冷房+紫外線+蚊対策が必要!
暑さ(紫外線)と雨、そして室内の冷房、蚊対策となかなか大変な時期です。暑さ対策でショートパンツは最適ですが、蚊に刺されやすくなります。だからといって、長ズボンだと雨の日はすそが濡れて大変です。
洋服ですべての対策をするというよりは、はおりものや小物、グッズをうまく活用しましょう。
【観光客は要注意】台湾で蚊に刺されたときの対処法と予防法まとめ!
その3:有名観光施設や夜市に行く場合は、スリに注意した服装を選ぶ!
ココシルは12年以上台湾に住んでいて、スリの被害にあったことはありませんが、日本人観光客を狙ったスリ事件が発生していると、台湾日本交流協会(領事館のような役割)から注意喚起がありました。
観光地やレストランなどで写真を撮ってる間に、バックを盗まれたり、バックの中身をスラれているそうです。
どんな服装をしていても、日本人オーラを消すことはできませんが、バックは、斜めがけでチャックが閉まるものや中が見えないものにすると安心です!
その4:小さなお子様連れの場合は、多めの着替えを準備する!
小さな子供が動き回ると、すぐに汗をかきます。汗をかいたまま、室内に入ると汗が急激に冷えて寒くなるので、こまめに着替えさせてあげましょう。
おすすめのコーデは?
綿素材の薄手のチュニックに、7分丈のジーンズを合わせてみました。バックに薄手のはおりものかストールを忍ばせればコーデ完了です。紫外線の強い日は、帽子やサングラスなども忘れずに!
スカートを合わせる場合は、Tシャツに膝丈ぐらいのスカートがおすすめですね。(すそが濡れないように)
また、男性ならTシャツにハーフパンツ(アンクルパンツなど)、足元はスニーカー(サンダル)、そして紫外線対策に帽子が定番ですね。
そして、コーデは決まったものの、雨にどうしても濡れたくない場合は、全身すっぽりバックごと入れてしまえる簡易式のレインコートが、セブンイレブンや全家福(ファミリーマート)でお安く購入できます。(安いものなら10元~)
ココシルもバックを濡らしたくないという場合は、すかさず着用します。意外とおしゃれ感ありかも?!
6月のイベントやおすすめスポットは?
6月7日(金)~9日(日)は端午節で3連休!
端午節で3連休となります。台湾は連休となると、中南部に出かける人がたくさんいて、高速道路が渋滞したり、新幹線や電車のチケットが取りにくくなりますので、注意が必要です。
また端午節には、ドラゴンボートレースが見られたり、台湾ちまきを食べることができたり、1年に1度の行事を体験することができます。
アップルマンゴーが本格的に出回ります!
アップルマンゴーが本格的に出回ります。毎年8月初旬頃までの季節限定。
アップルマンゴーはカットフルーツやマンゴーカキ氷として、食べることができます。本場の旬マンゴーは本当に美味しい!
カキ氷として食べるなら、
ココシル
引用:芒果皇帝(https://www.kingmango.com.tw)
マンゴーカキ氷はいろいろ有名なお店がありますが、ここはシンプルでほどよい甘さがやみつきになります。それぞれのお店の味を食べ比べるのも楽しいですよ。
芒果皇帝(マンゴーキング)
住所:台北市大安區永康街2巷2之1號
電話:(02)3322-6009
営業時間:月曜日~日曜日 10:00~22:30
まとめ
台湾の6月は、蒸し暑く、雨への対策が必要となります。
基本的には、日本の真夏と同じ服装で大丈夫ですが、この頃から「中暑(ゾンシュウ)」と呼ばれる熱中症のリスクが発生します。
日本の6月は梅雨でまだ肌寒い日もある中、いきなり高温多湿での観光となりますので、体調にも十分気をつけましょう。
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